- 【現場訪問記】南伊勢町なかよし保育園移転建設工事
最新情報
【現場訪問記】南伊勢町なかよし保育園移転建設工事
地盤改良地業とは何か?
現在、南伊勢町で施工中の「なかよし保育園移転建設工事」に訪問してきました。
南伊勢町発注で稲葉・南建特定建設工事共同企業体が受注し、その一次下請けで当社も参加しています。今日は地業工事が始まると聞いたので見に行ってきました。
なかよし保育園 完成予想図
地業工事って何?
地業工事(ちぎょうこうじ)は、建物を建てるための準備をする大切な工事の一つです。建物がしっかりと安全に建つためには、地面が強くて安定していることが大事です。地業工事は、その地面を整える作業です。
この工事は「テノコラム工法」を採用しています。
テノコラム工法とは・・・原位置でスリラー状にしたセメント系固化材(固化材液)を注入しながら現地盤と固化材液を攪拌混合することによって築造する深層混合処理工法です。
テノックスさんのホームページに詳しく載っているので見てください
でも文章だけではわかりにくいので、現場の動画をのせておきます
このように地面を回しながら掘削していきます。そして、セメント系固化材を注入して基礎の柱を形成します。
地業工事の目的
安定した地盤の確保: 建物がしっかりと支えられるよう、地盤の強度や均一性を確保します。これにより、建物の沈下や傾きを防ぎます。
排水性の向上: 雨水や地下水の適切な排水を確保し、基礎部分が常に乾燥した状態を保てるようにします。これにより、基礎の劣化を防ぎます。
建物の耐震性向上: 地盤改良により、地震時の揺れを軽減し、建物の損傷を防ぐことができます。
地業工事の重要性
地業工事がしっかりと行われていない場合、以下のような問題が発生する可能性があります:
- 建物の不同沈下
- 基礎部分の水害による劣化
- 地震時の建物の倒壊リスクの増加
これらのリスクを避けるためには、地業工事を適切に行うことが不可欠です。地業工事が建物全体の安全性と耐久性を支える重要な工程であることを理解し、慎重に進めることが求められます。
また、進捗の状況をアップしますね。