- 令和6年度三重河川国道事務所優良工事表彰受賞
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【現場訪問記】宇治中村分区汚水幹線築造工事
アイアンモール工法を見学してきました!
こんにちは!
今回は下水道の新設を行っている現場を訪れてきました。
みなさま、下水道がどのように作られているかご存知でしょうか。
様々な工法がありますが、こちらの現場では現在【アイアンモール工法】を行っています。
この工法では下水道を通す部分の地面を切り開かずに行えて、
動力は油圧のため、とても静かにまた振動も起こさずに工事を行うことができます。
まず、下水道を通す位置まで穴を掘り、
ここから下水管となる管を1本ずつ入れていきます。
↑こちらが下水道となる管です。1本1m20cmあります。
ではどうやって入れていくのかといいますと、
アイアンモールの先端部分に注目です!
この頑丈そうなビットを使って地面の下をどんどん掘って進んでいきます。
まさに鉄のモグラです!
そしてこのアイアンモールが進んだ距離分、下水管を送っていきます。
ロケット鉛筆のようなイメージです☆
そして今回なんと…!
このアイアンモールの先端のビットを触ってきました!
地面を掘り進めるくらいだから、ギザギザしていて危ないのかと思っていたのですが、
実物はとても滑らかな触り心地で触っても安全でびっくりしました…!
なんとこのアイアンモール、土を柔らかくする滑剤を出して掘り進んでいくそうです。
多くの技術が組み合わさっていることを知りました。
では実際に管を通していくところを見てみましょう。
管を一本ずつ穴の中に下ろしていって…
↓タイムラプスの映像をご覧ください!↓
だいたい30分ほどで1本入っていきます。
この距離で見ていても、現場はとても静かで、管が地面の下を通っているなんて全く分かりませんでした。
そして職人さんたちの息の合ったチームプレーで、スムーズに工事がどんどん進められていました!
また、この管を入れるために掘った穴がマンホールになるそうです。
↑この赤い蓋…どこかで見たことがある方いらっしゃいますか?
ここが将来マンホールになる予定の場所です!
そして後日ですが、今回の施工箇所の貫通した映像がこちらです。↓
まっすぐ進んでいったのが分かりますね…!
アイアンモール工法は小さなスペースで行えることも良い点ですが、
それでも道路交通など、ご不便をおかけすることもあるかと思います。
いつもみなさまにはご協力感謝申し上げます。
大切な下水道工事を職人さんや、ガードマンさん、監督一丸となって
安全第一に一生懸命施工いたしますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします!