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最新情報
台風への対策
水害を未然に防ぐ取り組み
本格的な台風シーズンへの突入。サムネのように普段は穏やかな宮川も、大雨の際には見せる顔を変えます。
今年6月に投稿した内容にて増水した際の様子が伺えます。
https://miyamoto-ise.co.jp/staff-blog/594/
弊社では、伊勢市から依頼を受けて宮川の増水した際に生じる水害への対策として排水ポンプを設置しています。6月に続いて現在(2023/08/04)大型台風が接近していることを受け、設備の設置を執り行いました(写真)。
※排水ポンプの役割
洪水時に本川の水位が高くなると、洪水流が支川へ逆流してくることがあります。
支川は流域面積が小さく流路も短い為、一般的に洪水時には支川の水位は本川よりも早く最高水位に達します。そして、支川は水位の低下も早いので本川が最高水位に到達した頃には、水位は本川よりも低くなっています。この状態では本川から支川へ向かって逆流入する可能性があります。そこで、水門(樋門)を閉めて本川からの逆流を防ぐのですがその場合支川の流れをせき止めることになります。もちろんそのままでは氾濫してしまいますので、排水ポンプを用いて上から本川に水を送ることで堤内地の安全を確保します。
大型台風
接近している台風6号は既に沖縄で970hPaと猛威をふるっており、まだ遠方ではありますが早い段階からの大雨が予想されます。西日本にこのまま上陸した際には大雨の長期化が懸念されています。
(画像:NHKより引用)
今年も既に全国各地で水害が発生しており伊勢市も例外ではありません。備えはしっかりとするべきですが、使う事態にならないことを願うばかりです。